韓国と歴史は共有できない : 日韓歴史共同研究のまぼろし

書誌事項

韓国と歴史は共有できない : 日韓歴史共同研究のまぼろし

勝岡寛次著

(小学館文庫)

小学館, 2002.7

タイトル読み

カンコク ト レキシ ワ キョウユウ デキナイ : ニッカン レキシ キョウドウ ケンキュウ ノ マボロシ

大学図書館所蔵 件 / 21

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

「日韓歴史共同研究委員会」が発足し、日韓両国間の歴史認識の違いを解消するための模索が始まろうとしている。これまでも同様の試みはあった。だが、両国の歴史認識には埋めがたいギャップが存在し、あらゆる政治的影響のもとでねじれた論議が繰り返されてきたにすぎなかった。果たして今回の共同研究で、自らを絶対善、日本を絶対悪とする韓国と、共通の歴史認識を持つことは可能なのか?著者は過去の共同研究を検証し、歴史認識の共有は不可能であることを証明する。日本で韓国におもねらず「和して同ぜず」を貫くことこそが、むしろ相互理解を促進するのだと指摘する。

目次

  • 序章 水面下で韓国に屈していた文部科学省—平成十五年度高校用日本史教科書の検定で明るみに出た、恐るべき実態
  • 第1章 動き始めた日韓歴史共同研究委員会—第二の「近隣諸国条項」となる恐れあり
  • 第2章 教科書をめぐる、過去の日韓共同研究について—韓国教科書を批判しない「共同」研究
  • 第3章 ドイツの「国際教科書対話」は参考になるのか—イギリスは「共通副教材」に見向きもせず
  • 第4章 日韓歴史共同研究委員会の問題点—歴史研究と歴史教育は別物である
  • 第5章 歴史認識の「共有不可能」を証明する—「天皇」を「日王」と呼び続ける非礼
  • 終章 「韓国とのゆかり」に思いを馳せて

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ