尾崎翠と花田清輝 : ユーモアの精神とパロディの論理
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尾崎翠と花田清輝 : ユーモアの精神とパロディの論理
北斗出版, 2002.7
- タイトル読み
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オサキ ミドリ ト ハナダ キヨテル : ユーモア ノ セイシン ト パロディ ノ ロンリ
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注記
参考文献: p229-245
年譜: p246-270
内容説明・目次
内容説明
蘚の恋愛など異様な光芒を放つ『第七官界彷徨』をはじめ、若い世代やフェミニストの間で注目される尾崎翠。翠再評価の口火を切り、奇才縦横のレトリックで世界を駆けめぐる花田清輝。二人のテクストをユーモアとパロディの精神で読み解く異色の評論。
目次
- 序論 映画『第七官界彷徨—尾崎翠を探して』に寄せて(よみがえったまぼろしの作家;フェミニズムのネットワーキング ほか)
- 第1章 ミューズとケンタウロス—尾崎翠と花田清輝の出会い(七という数字に憑かれた人たち;チャーリーの杖と帽子への偏愛 ほか)
- 第2章 少女の彷徨と蘚の恋愛—尾崎翠の世界(もう一人の私を探して;不思議の国の町子 ほか)
- 第3章 笑う男と鳥獣の戯れ—花田清輝の世界(笑いの戦略;喜劇的精神とエコロジー ほか)
- 第4章 ユーモアの精神とパロディの論理—尾崎翠と花田清輝を結ぶもの(笑いとユーモア;パロディの論理 ほか)
「BOOKデータベース」 より