長期停滞
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長期停滞
(ちくま新書, 358)
筑摩書房, 2002.8
- タイトル読み
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チョウキ テイタイ
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注記
参考文献: p197-202
内容説明・目次
内容説明
一九九〇年代にはバブル発生とその崩壊の波が世界中をおそい、最後に資金が流れ着いたのがITに沸くアメリカだった。グローバリゼーションの進展により、各国のアメリカへの輸出依存度が極限まで高まっていた矢先、アメリカのバブルがついにはじけ、世界は同時不況に突入した!デフレ型の世界同時不況は、大恐慌期以来の七〇年ぶりの事態である。この「長期停滞」の時代を、どのように理解すればいいのか。果たして脱却の道はあるのか。歴史的考察を通じて現在の日本経済および世界経済の位相をとらえ、日本の経済政策の転換を促す、注目の論考。
目次
- プロローグ 市場原理主義は論理破綻した
- 第1章 長期停滞という現象
- 第2章 グローバリゼーションの第三局面
- 第3章 ゆっくりとしたパニック
- 第4章 不良債権問題が致命傷
- 第5章 迷走する経済政策
- エピローグ 長期停滞を超えて
「BOOKデータベース」 より