不幸論
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不幸論
(PHP新書, 223)
PHP研究所, 2002.10
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フコウロン
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内容説明・目次
内容説明
「幸せになろうね」「私はほんとうに幸せ者です」…。世に蔓延する「幸福でありたい症候群」。だがその幸福感は、他人の不幸や「死」の存在を「知らないこと」「見ないこと」で支えられている。著者は、長年の哲学的考察のはてに—どんな人生も不幸である—という結論に辿りつく。この「真実」を自覚し自分固有の不幸と向きあうほうが、「よく生きる」ことになるのではないか。古今東西溢れる「幸福論」とその信者たちの自己欺瞞を鋭く指摘した上で、そう提案する。だれも書かなかった、「不幸論」の誕生。
目次
- 第1章 幸福のための条件
- 第2章 さまざまな幸福論
- 第3章 幸福がもたらす害悪
- 第4章 相対的不幸の諸相
- 第5章 「死」という絶対的不幸
- 第6章 自分自身の不幸を生きる
「BOOKデータベース」 より