中華思想と現代中国
著者
書誌事項
中華思想と現代中国
(集英社新書, 0164B)
集英社, 2002.10
- タイトル読み
-
チュウカ シソウ ト ゲンダイ チュウゴク
大学図書館所蔵 件 / 全154件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p188-190
内容説明・目次
内容説明
世界的に巨大な存在になりつつある中華人民共和国。しかし、政治・経済など、表面的な改革・変化を見る限りでは、具体的な国家の姿はきわめて理解が困難であった。本書では、その“巨大な隣国”の底に流れる伝統思想に着目、独自の近代化路線をわかりやすく解説しながら、これからの政治・外交政策を展望する。今もなお厳として生き続ける伝統思想を理解することで、ベールに包まれてきた感のある近代中国のこれまで、そして向かう先が見えてくる。
目次
- 1 民主について—「人治」主義は克服したか(「政は正なり」;徳治の再登場 ほか)
- 2 自由について—人権は無視されて良いのか(新しい人権白書;経済的豊かさの強調 ほか)
- 3 自立について—弱者の戦略としての「以夷制夷」戦略(「以夷制夷」戦略とは何か;李鴻章の苦悩 ほか)
- 4 統一について—「大一統」は崩れないか(「大一統」とは何か;「大一統」の歴史 ほか)
- 5 日中関係について—歴史認識の違いが物語るもの(日中のトゲとなる台湾問題と歴史認識;日本人の台湾観 ほか)
「BOOKデータベース」 より