Bibliographic Information

橋のない川

住井すゑ著

(新潮文庫, す-1-2〜す-1-7, す-1-12)

新潮社, 2002.6-2004.12

改版

  • 第1部
  • 第2部
  • 第3部
  • 第4部
  • 第5部
  • 第6部
  • 第7部

Title Transcription

ハシ ノ ナイ カワ

Available at  / 54 libraries

Note

第1部: 49刷改版、第2部: 46刷改版、第3部: 43刷改版、第4部: 41刷改版、第5部: 43刷改版、第6部: 44刷改版、第7部: 11刷改版

Description and Table of Contents

Volume

第1部 ISBN 9784101137025

Description

級友が私だけを避け、仲間はずれにする。差別—その深い罪について人はどれだけ考えただろうか。故なき差別の鉄の輪に苦しみ、しかもなお愛を失わず、光をかかげて真摯に生きようとする人々がここにいる。大和盆地の小村、小森。日露戦争で父を失った誠太郎と孝二は、貧しい暮しながら温かな祖母と母の手に守られて小学校に通い始める。だがそこに思いもかけぬ日々が待っていた。
Volume

第3部 ISBN 9784101137049

Description

日露戦争で父を亡くした誠太郎の上に、やがて同じ兵役の義務が重くのしかかる。その年、大正7年—富山県で火を噴いた米騒動は、たちまち大阪に飛び火した。群衆と警官が、竹槍隊と兵隊がもみあう激しい渦巻のまっただなかで、誠太郎が働く大阪の米屋もまた群衆にとり囲まれる。故郷小森も大阪も、さわがしい時代の波の中に過ぎてゆくこの年、親しい人々に送られて誠太郎は入営する。
Volume

第7部 ISBN 9784101137124

Description

水平社結成から2年、秀昭や和一は全国に広がった運動の中心となって奔走している。小森の人々の意識も、根底から変わりつつあった。刈入れ前の稲を差押えようとする地主に対抗し、孝二ら青年たちは夜の稲刈りを決行する。一方、運動に対する理不尽な弾圧は強まっていく。皇太子狙撃事件の顛末を息をつめて見守る、孝二たちの憤りと憂いは尽きない。20年ぶりに書下ろされた待望の続編。

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Details

  • NCID
    BA59399119
  • ISBN
    • 4101137021
    • 9784101137032
    • 4101137048
    • 4101137056
    • 4101137064
    • 4101137072
    • 4101137129
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    7冊
  • Size
    16cm
  • Classification
  • Parent Bibliography ID
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