イコノロジー研究
著者
書誌事項
イコノロジー研究
(ちくま学芸文庫, [ハ-19-2,
筑摩書房, 2002.11
- 上
- 下
- タイトル別名
-
Studies in iconology : humanistic themes in the art of the Renaissance
イコノロジー研究 : ルネサンス美術における人文主義の諸テーマ
- タイトル読み
-
イコノロジー ケンキュウ
大学図書館所蔵 件 / 全150件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
原著 (Harper Torchbooks, New York, 1962) の全訳
底本: 1987年9月に美術出版社より新装版として刊行された『イコノロジー研究 : ルネサンス美術における人文主義の諸テーマ』
その他の訳者: 阿天坊耀, 塚田孝雄, 永澤峻, 福部信敏
参考文献目録:下: p283-312
著作目録:下: p313-319
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784480087218
内容説明
絵画や彫刻などの芸術作品を読み解くことにより、その背景にある意味内容と歴史的意識を探究していく図像解釈学(イコノロジー)。今日では常識的なものとして定着しているこの方法論は、本書においてパノフスキーが理論的に確立したものである。上巻では、解釈の手法を定式化した序章から、ルネサンス芸術であつかわれたテーマ(原始時代の人間の生活、クピド、時の翁など)を分析した三つの応用論を収録する。美術史学という枠を越え、人文諸科学の基本的手法として広く親しまれてきたイコノロジーの出発点となった記念碑的名著。
目次
- 1 序論
- 2 ピエロ・ディ・コジモの二つの絵画群における人間の初期の歴史
- 3 時の翁
- 4 盲目のクピド
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784480087225
内容説明
絵画や彫刻などの芸術作品を読み解くことにより、その背景にある意味内容と歴史的意識を探究していく図像解釈学(イコノロジー)。今日では常識的なものとして定着しているこの方法論は、本書においてパノフスキーが理論的に確立したものである。下巻には、裸体で描かれた「天上の美」と着衣で描かれた「地上の美」という対をなす図像の変遷と、二つの美の相克に苦悩したミケランジェロについての、二つの論考を収録する。詳細な索引、著作目録、参考文献一覧を完備。
目次
- 5 フィレンツェと北イタリアにおける新プラトン主義運動(バンディネリとティツィアーノ)
- 6 新プラトン主義運動とミケランジェロ
- 追録 カサ・ブオナッロティの粘土原型
「BOOKデータベース」 より