なぜ戦争は終わらないか : ユーゴ問題で民族・紛争・国際政治を考える

書誌事項

なぜ戦争は終わらないか : ユーゴ問題で民族・紛争・国際政治を考える

千田善 [著]

みすず書房, 2002.11

タイトル読み

ナゼ センソウ ワ オワラナイカ : ユーゴ モンダイ デ ミンゾク フンソウ コクサイ セイジ オ カンガエル

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内容説明・目次

内容説明

ボスニアやコソボなどの紛争をくわしく見ることによって、現在の国際社会が抱える問題は何か、どうすれば解決できるかを考えて行く。紛争解決における国際社会の失敗や歪みの後遺症はきわめて深刻である。いったいどのような後遺症が存在するのか。20世紀最後の10年間にスポットを当てることで、21世紀初頭の世界が抱える問題のルーツを明快に解き明かす。

目次

  • 二度の世界戦争を経験した「戦争の世紀」
  • 第1部 なぜ戦争が起こったか(「新しい戦争」としてのユーゴ紛争;民族問題とは何か—旧ユーゴスラビアを例に考える;なぜ戦争は起きたのか)
  • 第2部 二〇世紀の後遺症—国際社会の失敗(国際社会の介入と国連の地位の低下;コソボ紛争とNATO空爆の問題点;空爆でアメリカが得たもの;「人道的介入」という二一世紀の宿題)
  • 第3部 戦争犯罪とアメリカのアキレス腱(戦争犯罪と「国際正義」;旧ユーゴ戦犯国際法廷と国際刑事裁判所(ICC);「ユニラテラリズム」とアメリカのアキレス腱)
  • 「ユーゴスラビア消滅」を越えて

「BOOKデータベース」 より

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