暮らしの世相史 : かわるもの、かわらないもの
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書誌事項
暮らしの世相史 : かわるもの、かわらないもの
(中公新書, 1669)
中央公論新社, 2002.11
- タイトル別名
-
暮らしの世相史 : かわるものかわらないもの
- タイトル読み
-
クラシ ノ セソウシ : カワル モノ カワラナイ モノ
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内容説明・目次
内容説明
少し前までの日本では、物売りの声がうるさいくらいに家々の前を過ぎていった。豆腐売り、刃物研ぎ、しじみ売り…。モノの売買にとどまらない行商人と客の間のやりとりには奇妙な信頼関係さえこめられていた。スーパーやコンビニが席捲する現在は、むしろ古代の「沈黙交易」に退行しているのではないか—。衣食住、ことば、宗教など、近代化する暮らしの中の「連続と非連続」を的確に捉える新しい庶民生活史の誕生。
目次
- 市の風—あきんどの今昔
- 木綿以後の事
- 住まいと家財—「物持ち」の変貌
- 日本語の敗北
- 「出家」と「脱家」—「餓鬼」の時代
- 日本のなかのアメリカ—四年間の禁断
- 終末と再生—「世直し」の系譜
- 「饒舌列島」日本の言論
- 現代「異人」考
「BOOKデータベース」 より