パスカル痛みとともに生きる
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パスカル痛みとともに生きる
(平凡社新書, 163)
平凡社, 2002.11
- Other Title
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パスカル : 痛みとともに生きる
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パスカル イタミ ト トモ ニ イキル
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参考文献: p212-213
Description and Table of Contents
Description
「人間は一本の葦にすぎない。自然の中でもいちばん弱いものだ。だが、それは考える葦である」—パスカルの『パンセ』の一節である。パスカルは物理学、数学の分野で輝かしい成果を上げる一方、二〇年間にわたる慢性的な病いによる激しい苦痛の中で、人間の尊厳とは何か、生きるとは何かを見つめていた。彼の思想と生涯を、“痛みと死と希望”という視点でとらえ直し、混沌としたこの時代に新たな方向性を指し示す。
Table of Contents
- 第1部 どういう人だったのか—人間パスカルの生涯(科学者の誕生;この世の人として;信仰者として)
- 第2部 それはどんな本だったのか—『パンセ』の世界像(人間の悲惨について;幸福の根拠について)
- 第3部 「今・ここで」、それをわたしたちが読む意味—パスカルの『パンセ』と現代
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