書誌事項

年刊ワーグナー・フォーラム

日本ワーグナー協会編

東海大学出版会, 2002.9-

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タイトル別名

Wagner forum

年刊ワーグナーフォーラム

ワーグナー・フォーラム : 年刊

タイトル読み

ネンカン ワーグナー フォーラム

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注記

2003以降の出版地: 秦野

内容説明・目次

巻冊次

2002 ISBN 9784486016007

内容説明

作曲家リヒャルト・ワーグナーが打ち立てた綜合芸術の理念は、人間存在の神話的基底を深々と抉り出す楽劇「ニーベルングの指環」をはじめとする気宇壮大な作品群に結実し、世界中の音楽ファンを魅了し続けている。その音楽を介した詩作と思索の結晶は数千年におよぶヨーロッパ文化の集大成であると同時に、「未来」を先取りする革命的なアヴァンギャルド宣言であり、それゆえにこそ歴史を動かす魔性の力を発揮し、激動の20世紀を映し出す鏡ともなった。2000年紀を迎えて混迷の内に見失われたアルカディアを求めながら、なお光明の見い出せぬ今日、ワーグナーという世界史的事件には人類のユートピアを考え抜く貴重なヒントが盛り込まれているのではないか…そんな思いをこめて、最先端の研究成果と内外の最新情報を満載した『年刊ワーグナー・フォーラム』をお届けする。

目次

  • 『コジマの日記』抄(一)
  • ワーグナー演出の地層(一)—「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
  • 失われた原像の探究—ワーグナーとギリシア悲劇
  • ワーグナーとファンタジー文学—『指環』から『ロード・オブ・ザ・リング』まで
  • 解体から再創造へ—ゲルマン神話とワーグナー
  • 発見!ワーグナーの未公開書簡が日本に!!
  • トネリコの木に象徴させた世界史の破局—ベルリン国立歌劇場二〇〇二年来日公演ハリー・クプファー演出による「ニーベルングの指環」
  • 出発、それとも終焉?—バイロイト音楽祭報告二〇〇一
  • 鼎談 舞台のうえのポスト・モダン—国内ワーグナー上演二〇〇一
  • 海外ワーグナー上演二〇〇一
  • 国内ワーグナー文献二〇〇一
  • 海外ワーグナー文献二〇〇〇/二〇〇一
巻冊次

2003 ISBN 9784486016243

目次

  • 連載(トリープシェン—愛の牧歌『コジマの日記』抄(二);ワーグナーの音楽(上)—海外研究論文選(一))
  • 特集 オペラ(高らかに鳴り響く沈黙—オペラ史の中のワーグナーの音楽思想と楽劇;オペラ劇場の社会史;極私的ワーグナー体験の告白—わたしは如何にしてワーグナーの洗脳を解かれたか?)
  • 上演批評(常に話題の中心となる「演出」—バイロイト音楽祭報告二〇〇二;鼎談—演出の功罪をめぐって—国内ワーグナー上演二〇〇二;海外ワーグナー上演二〇〇二—ニーベルングの指輪)
  • 書評(国内ワーグナー文献二〇〇二—『ワーグナー事典』;海外ワーグナー文献二〇〇二)
巻冊次

2004 ISBN 9784486016526

目次

  • リヒャルト・ワーグナー『鳶色の本』抄訳(一)
  • ワーグナーの音楽(下)海外研究論文選(二)
  • ワーグナー演出の地層(二)『トリスタンとイゾルデ』前編
  • 特集 エロス(ワーグナーと倒錯のエロス;エロスの瞳に射られて—『トリスタンとイゾルデ』考)
  • 特別対談 カラヤンのワーグナー解釈
  • 上演批評 磨きぬかれた知的演出—新制作『さまよえるオランダ人』バイロイト音楽祭報告二〇〇三
  • 鼎談 好対照の二つのトーキョー『リング』—国内ワーグナー上演二〇〇三
巻冊次

2005 ISBN 9784486016939

目次

  • 連載(リヒャルト・ワーグナー『鳶色の本』抄訳(二);リビドーの変容と象徴—海外研究論文選(三);ワーグナー演出の地層(三)—トリスタンとイゾルデ後編)
  • 特集—響き(バラッチと男声合唱の響き;“トリスタン”における“響き Klang”、“形式 Form”;「響き」を追い求めて;ワーグナー時代の楽器の響き)
  • 上演批評(醒めた大騒動—“パルジファル”報告—バイロイト音楽祭報告二〇〇四;鼎談—トーキョー“リング”総決算—記号は解読されたか?—国内ワーグナー上演二〇〇四(長木誠司;小川建吾;井辻朱美);海外ワーグナー上演2004)
  • 書評(国内ワーグナー文献二〇〇四;海外ワーグナー文献二〇〇四)
巻冊次

2006 ISBN 9784486017349

内容説明

作曲家リヒャルト・ワーグナーが打ち立てた綜合芸術の理念は、人間存在の神話的基底を深々と抉り出す楽劇「ニーベルングの指環」をはじめとする気宇壮大な作品群に結実し、世界中の音楽ファンを魅了し続けています。その音楽を介した詩作と思索の結晶は数千年におよぶヨーロッパ文化の集大成であると同時に、「未来」を先取りする革命的なアヴァンギャルド宣言であり、それゆえにこそ歴史を動かす魔性の力を発揮し、激動の20世紀を映し出す鏡ともなりました。混迷の内に見失われたアルカディアを求めながら、なお光明の見い出せぬ今日、ワーグナーという世界史的事件には人類のユートピアを考え抜く貴重なヒントが盛り込まれているのではないか…そんな思いをこめて、最先端の研究成果と内外の最新情報を満載した『年刊ワーグナー・フォーラム』をお届けいたします。

目次

  • 連載(リヒャルト・ワーグナー『鳶色の本』抄訳(三);T.W.アドルノの『ワーグナー試論』—「ファンタスマゴリー」と「神話」をめぐって 海外研究論文選(四);ワーグナー演出の地層(四)—「ニーベルングの指環」(1))
  • 特集 プロとコントラ—その虚像と実像(無限旋律の萌芽—ワーグナーとブラームスのバッハ受容;「おお巨匠よ、貴方を崇拝しています」?—ブルックナーの「ワーグナー交響曲」;「ベックメッサー」以前のハンスリック—ワーグナーとの初期の関係)
  • 上演批評(背反する音と像—新制作の「トリスタンとイゾルデ」 バイロイト音楽祭報告二〇〇五;座談会 百花繚乱ワーグナー・イヤー—国内ワーグナー上演二〇〇五;海外ワーグナー上演二〇〇五)
  • 書評
  • 特報 『ワーグナー・スペクトラムwagner spectrum』創刊!
巻冊次

2007 ISBN 9784486017530

内容説明

作曲家リヒャルト・ワーグナーが打ち立てた綜合芸術の理念は、人間存在の神話的基底を深々と抉り出す楽劇“ニーベルングの指環”をはじめとする気宇壮大な作品群に結実し、世界中の音楽ファンを魅了し続けています。その音楽を介した詩作と思索の結晶は数千年におよぶヨーロッパ文化の集大成であると同時に、「未来」を先取りする革命的なアヴァンギャルド宣言であり、それゆえにこそ歴史を動かす魔性の力を発揮し、激動の20世紀を映し出す鏡ともなりました。混迷の内に見失われたアルカディアを求めながら、なお光明の見い出せぬ今日、ワーグナーという世界史的事件には人類のユートピアを考え抜く貴重なヒントが盛り込まれているのではないか…そんな思いをこめて、最先端の研究成果と内外の最新情報を満載した『年刊ワーグナー・フォーラム』をお届けいたします。

目次

  • 連載(リヒャルト・ワーグナー『鳶色の本』抄訳(四);W・シャーデヴァルト「リヒャルト・ワーグナーとギリシア人」—海外研究論文選(五);ワーグナー演出の地層(五)—『ニーゲルングの指環』(2))
  • 特集 はるかな国へ—地中海へのまなざし(未来に埋めこまれた過去—ワーグナーとゼンパーの夢見たギリシアをめぐる一試論;ヴェネツィアの向こう側—ワーグナーとその周辺;光と闇の聖体変化—ワーグナーとカルデロンの「世界劇場」)
  • エッセイ ザックス役に魅せられて
  • 上演批評(ティーレマンの『指環』?—ブレヒトの呪縛を超えて‐バイロイト音楽祭報告二〇〇六;鼎談 ゲルギエフ『リング』徹底解剖—国内ワーグナー上演二〇〇六;海外ワーグナー上演二〇〇六)
  • 書評(国内ワーグナー文献二〇〇六—ワーグナー守護の女王;海外ワーグナー文献二〇〇六)
巻冊次

2008 ISBN 9784486018056

内容説明

作曲家リヒャルト・ワーグナーが打ち立てた綜合芸術の理念は、人間存在の神話的基底を深々と抉り出す楽劇『ニーベルングの指環』をはじめとする気宇壮大な作品群に結実し、世界中の音楽ファンを魅了し続けている。その音楽を介した詩作と思索の結晶は数千年におよぶヨーロッパ文化の集大成であると同時に、「未来」を先取りする革命的なアヴァンギャルド宣言であり、それゆえにこそ歴史を動かす魔性の力を発揮し、激動の20世紀を映し出す鏡ともなった。混迷の内に見失われたアルカディアを求めながら、なお光明の見い出せぬ今日、ワーグナーという世界史的事件には人類のユートピアを考え抜く貴重なヒントが盛り込まれているのではないか…そんな思いをこめて、最先端の研究成果と内外の最新情報を満載した。

目次

  • 連載(リヒャルト・ワーグナー『鳶色の本』抄訳(五);ワーグナー演出の地層(六)—『ニーベルングの指環』(3))
  • 特集 ファウスト的なるものをめぐって(ワーグナーにおけるファウスト的なるもの;すべて移ろい行くものは—ワーグナーとシューマンの『ファウスト』受容;二つの救済—『パルジファル』と『ファウストゥス博士』)
  • 特別寄稿 ワーグナーが選んだイタリアのホテル前編
  • 上演批評(カタリーナの“政治的な”『マイスタージンガー』—バイロイト音楽祭報告二〇〇七;鼎談 三本の『タンホイザー』聴き比べなど—国内ワーグナー上演二〇〇七;海外ワーグナー上演二〇〇七)
  • 書評(国内ワーグナー文献二〇〇七—「喜劇としての『マイスタージンガー』」、「古い響・新しい響」そして「虚と実」;海外ワーグナー文献二〇〇七)
巻冊次

2009 ISBN 9784486018285

目次

  • リヒャルト・ワーグナー『鳶色の本』抄訳(六)
  • 音楽のなかでの自己との出会い—エルンスト・ブロッホ『ユートピアの精神』より「音楽の哲学」におけるワーグナー理解 海外研究論文選(六)
  • ワーグナー演出の地層(七)『パルジファル』(1)
  • 『パルジファル』と中世の聖杯物語
  • 語られざるものを語る—『パルジファル』の“聖杯の動機”をめぐって
  • ワーグナーと印度思想
  • ワーグナーが選んだイタリアのホテル後編
  • 傷の記憶 新演出『パルジファル』—バイロイト音楽祭報告二〇〇八
  • 鼎談 『トリスタン』の聴き比べ、『妖精』の日本初演など—国内ワーグナー上演二〇〇八
  • 海外ワーグナー上演二〇〇八〔ほか〕
巻冊次

2010 ISBN 9784486018711

内容説明

最先端の研究成果と内外の最新情報を満載。

目次

  • 連載(リヒャルト・ワーグナー『鳶色の本』抄訳(七);管弦楽法とドラマトゥルギー—ミヒャエル・ポルト「音色と管弦楽技法」の読解と補遺—海外研究論文選(七);ワーグナー演出の地層(八)—『パルジファル』(2))
  • 特集 映像化されたワーグナー(はじめに『トリスタン』ありき—三島由紀夫の映画「憂国」とワーグナー『トリスタンとイゾルデ』の音楽;気散じと陶酔の弁証法—ベンヤミンとアドルノのワーグナー解釈における映画的モティーフをめぐって;ワーグナー生誕一〇〇周年記念映画「リヒャルト・ワーグナー」;ドイツ・レクイエム—ジーバーベルクの映画版『パルジファル』)
  • 特報 発見!ワーグナーの未公開書簡が日本に!!第二弾
  • 上演批評『指輪』『トリスタン』『マイスタージンガー』『パルジファル』—バイロイト音楽祭報告二〇〇九
  • 鼎談—「トーキョー・リング」と「あらかわバイロイト」など—国内ワーグナー上演二〇〇九
  • 海外ワーグナー上演二〇〇九
  • 書評(国内ワーグナー文献二〇〇九;海外ワーグナー文献二〇〇九)
巻冊次

2011 ISBN 9784486018995

内容説明

作曲家リヒャルト・ワーグナーが打ち立てた綜合芸術の理念は、人間存在の神話的基底を深々と抉り出す楽劇“ニーベルングの指環”をはじめとする気宇壮大な作品群に結実し、世界中の音楽ファンを魅了し続けています。その音楽を介した詩作と思索の結晶は数千年におよぶヨーロッパ文化の集大成であると同時に、「未来」を先取りする革命的なアヴァンギャルド宣言であり、それゆえにこそ歴史を動かす魔性の力を発揮し、激動の20世紀を映し出す鏡ともなりました。混迷の内に見失われたアルカディアを求めながら、なお光明の見い出せぬ今日、ワーグナーという世界史的事件には人類のユートピアを考え抜く貴重なヒントが盛り込まれているのではないか…そんな思いをこめて、最先端の研究成果と内外の最新情報を満載した『年刊ワーグナー・フォーラム』をお届けいたします。

目次

  • 連載(リヒャルト・ワーグナー『鳶色の本』抄訳(八);ワーグナーはいつ反ユダヤ主義者になったのか? ほか)
  • 特集—ワーグナーにおける音と言葉(音楽による詩的言語の革新—ワーグナーからフランス象徴派へ;おお友よ、もはやファウストではなく…—ベートーヴェン“交響曲第九番”との取り組みにおける「音と言葉」の問題 ほか)
  • 上演批評(空谷の跫音—新演出の“ローエングリン”;鼎談 国内制作さまざま—トーキョー・リング再演、あらかわバイロイト、二つの“トリスタン”など ほか)
  • 書評(国内ワーグナー文献二〇一〇—対訳『ローエングリン』書評;国内ワーグナー文献二〇一〇 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA59934890
  • ISBN
    • 4486016009
    • 4486016246
    • 4486016521
    • 4486016939
    • 448601734X
    • 9784486017530
    • 9784486018056
    • 9784486018285
    • 9784486018711
    • 9784486018995
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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