宮大工と歩く千年の古寺 : ここだけは見ておきたい古建築の美と技

書誌事項

宮大工と歩く千年の古寺 : ここだけは見ておきたい古建築の美と技

松浦昭次著

祥伝社, 2002.12

タイトル読み

ミヤダイク ト アルク センネン ノ コジ : ココダケ ワ ミテ オキタイ コケンチク ノ ビ ト ワザ

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内容説明・目次

内容説明

たとえば法隆寺の大伽藍の前に立ち、その壮麗さに圧倒される。ではどこがどう素晴らしいのかと問われると、うまく説明できない。建物を構成する一つ一つの部分に先人の知恵が詰まっているのはわかるのだが、どこがどのようになっているのか。そんな疑問を、本書は明解かつ見事に解き示してくれるのである。

目次

  • 1章 法隆寺を歩く—「一〇〇〇年のヒノキ」が支える木造建築の原点(お寺に行ったら、まず何を見るべきか;宮大工生活五〇年で教えられたこと ほか)
  • 2章 華麗なる「平安時代」を歩く—やさしく日本的な「軒反り」の美(京都では郊外にいい建物が多い;平安時代の建物は、なぜ「日本的」なのか ほか)
  • 3章 技術の粋、多宝塔を歩く—「丸い胴」はどう造られたか(中世建築に、数多く巡り合えた幸せ;「折衷様」は高い技術がないとうまくいかない ほか)
  • 4章 湖東三山と山寺を歩く—山と一体化した「自然美」を楽しむ(平地にあるお寺の楽しみの一つ;山寺ならではの伽藍配置の面白さ ほか)
  • 5章 のびやかな「中世」瀬戸内を歩く—私が愛する創意工夫に富んだ古建築(瀬戸内では、なぜ自由に創意工夫をこらせたのか;六四〇年間、本格的な修理を必要としなかった浄土寺本堂 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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