暴かれるべき文学のイデオロギー : 現代文学論
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暴かれるべき文学のイデオロギー : 現代文学論
同時代社, 2002.12
- タイトル読み
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アバカレルベキ ブンガク ノ イデオロギー : ゲンダイ ブンガクロン
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内容説明・目次
内容説明
天皇・女性・人種・原爆の問題を美的なイデオロギーの視点に定位し、現代文学の巨匠たちを解剖する鮮やかな筆致。「文壇用語」では決して語られることのなかった文芸批評の思想的到達点。
目次
- 三島由紀夫・天皇主義と錯誤の美学—「二・二六事件三部作」について
- 川端康成・「末期の眼」と美のイデオロギー—『眠れる美女』について
- 大江健三郎・ささやかなこと一つ二つ—短篇『飼育』に即して
- ボブ・グリーン・原爆の神話と日本の降伏—『デューティ』に見る「アメリカの正義」
- 古山高麗雄・帝国軍人における国家と個人—従軍慰安婦をめぐって
- 李恢成・民族と国家をめぐる多重な文学的葛藤—『可能性としての「在日」』を読んで
- 田中真紀子・言葉なき政治の涙—外相更迭劇の中で
「BOOKデータベース」 より