百人一首を楽しくよむ
著者
書誌事項
百人一首を楽しくよむ
笠間書院, 2003.1
- タイトル読み
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ヒャクニン イッシュ オ タノシク ヨム
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注記
参考文献: p225-[226]
作者関連年表: p248-249
内容説明・目次
内容説明
メールにたくそう、きみの恋唄。三十一文字の美しい響き。
目次
- 秋の田のかりほの庵の苫を荒みわが衣手は露にぬれつつ
- 春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山
- あしびきの山鳥の尾のしだり尾の長々し夜をひとりかも寝む
- 田子の浦にうちいでて見れば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ
- 奥山に紅葉踏みわけ鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき
- 鵲の渡せる橋におく霜の白きを見れば夜ぞふけにける
- 天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも
- わが庵は都のたつみしかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり
- 花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせし間に
- これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より