名人 : 志ん生、そして志ん朝
著者
書誌事項
名人 : 志ん生、そして志ん朝
(朝日選書, 720)
朝日新聞社, 2003.1
- タイトル別名
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名人 : 志ん生そして志ん朝
- タイトル読み
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メイジン : シンショウ ソシテ シンチョウ
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注記
主なる参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
2001年秋、古今亭志ん朝がこの世を去った。「志ん朝の死によって、ぼくの老後の楽しみはみごとに失われた」というほどの衝撃を受けた著者が、志ん朝、そしてその父・古今亭志ん生を軸に、東京落語の過去と現在を、自らの体験を織り交ぜて描く。この本は“ものごころついた戦前、和菓子の匂いと落語が家の中に漂っていた和菓子屋の子供”が、現代東京が喪った“言葉”“場所”“人”に捧げる、愛情あふれるオマージュであり、レクイエムでもある。
目次
- 第1章 古今亭志ん朝(古今亭志ん朝の死;志ん朝日和(一九八一年〜二〇〇一年))
- 第2章 古今亭志ん生(ある落語家の戦後;志ん生幻想)
- 第3章 志ん生、そして志ん朝(“路地”の消滅;志ん生、大ブレイク ほか)
- 第4章 落語・言葉・漱石(『落語鑑賞』と下町言葉;夏目漱石と落語)
「BOOKデータベース」 より