書誌事項

青山二郎全文集

青山二郎著

(ちくま学芸文庫, [ア-20-1]-[ア-20-2])

筑摩書房, 2003.1

タイトル別名

青山二郎文集

タイトル読み

アオヤマ ジロウ ゼンブンシュウ

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注記

「青山二郎文集」(小澤書店 1995年刊)の改題・増訂

叢書番号はブックジャケットによる

下: 青山二郎年譜: p421-440

収録内容

  • 上: 梅原龍三郎
  • 富岡鉄斎
  • ピカソの陶器 ほか
  • 下: 眼の引越し
  • わが一族
  • 上州の賭場 ほか

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784480087416

内容説明

青山二郎は、小林秀雄、白洲正子の骨董の師匠としてだけでなく、河上徹太郎、中村光夫、宇野千代といった周囲の人たちにも大きな影響を与えた。その青山の信仰とは、知識に依らず、眼を頭から切り離して、純粋に眼に映ったものだけを信じるという「眼の哲学」であった。やきものから学んだ眼力によって、骨董はもちろん、人間の真贋から社会批評まで、ズバリとその本質を言い当てる。青山の文章は、独特な比喩とともに難解なところもあるが、知識ばかりが横溢する現在、もっとも辛辣な文明批評となっている。上巻は、「梅原龍三郎」「北大路魯山人」「小林秀雄と三十年」「贋物と真物について」など、美術と人物に関する文章43篇を収録。

目次

  • 梅原龍三郎
  • 富岡鉄斎
  • ピカソの陶器
  • 国宝と税金
  • バッハの音楽
  • 琳派について
  • バアナード・リーチ
  • 映画評
  • 日本の陶器—覚え書き
  • 北大路魯山人〔ほか〕
巻冊次

下 ISBN 9784480087423

内容説明

青山二郎は、小林秀雄、白洲正子の骨董の師匠としてだけでなく、河上徹太郎、中村光夫、宇野千代といった周囲の人たちにも大きな影響を与えた。その青山の信仰とは、知識に依らず、眼を頭から切り離して、純粋に目に映ったものだけを信じるという「眼の哲学」であった。やきものから学んだ眼力によって、骨董はもちろん、人間の真贋から社会批評まで、ズバリとその本質を言い当てる。青山の文章は、独特な比喩とともに難解なところもあるが、知識ばかりが横溢する現在、最も辛辣な文明批評となっている。下巻は、「眼の引越」や「陶経」をはじめ、文芸作品や初期文集53篇と貴重な未刊行手記を含む9篇を補充。

目次

  • 眼の引越し
  • 眼の筍生活
  • わが一族
  • 上州の賭場
  • 博徒風景—続・上州の賭場
  • 無礼
  • 本の装幀について
  • 見たまゝ
  • 私憤三十秒
  • 画と小説の手習ひ〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA60420391
  • ISBN
    • 4480087419
    • 4480087427
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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