魂の殺害 : 虐待された子どもの心理学
著者
書誌事項
魂の殺害 : 虐待された子どもの心理学
青土社, 2003.1
- タイトル別名
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Soul murder revisited : thoughts about therapy, hate, love and memory
- タイトル読み
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タマシイ ノ サツガイ : ギャクタイ サレタ コドモ ノ シンリガク
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注記
参考文献: 巻末 pvii-xv
内容説明・目次
内容説明
親からの虐待や無関心が、子どもたちの魂を殺す—児童虐待によるトラウマの治療に新しい道を拓いた精神分析家が、その病理と療法を詳述。豊富な臨床例や文学作品を題材に、虐待の記憶と空想の見分けがたさ、症状としてのナルシシズムやマゾヒズム、治療への足どりまでを具体的に明らかにする。
目次
- 第1部 魂の殺害の展望(運命的な贈り物;精液のにおい ほか)
- 第2部 魂の殺害の背景(「愛の状態という固定した強迫観念」—プルーストとフロイドが、賢明でもあれば間違ってもいるところ;フロイドの「子どもがぶたれている」への解説)
- 第3部 文学的実例(アルジャーノン・スウィンバーン—ぶたれることを欲していた子ども;蛾と母親—エリザベス・ビショップ)
- 第4部 「そんなことが本当に起こったのだろうか?」(ナルシシズムの病理—親の弱さに由来するもの;殺人、暴力、そして魂殺害—「そんなことが本当に起こったのだろうか?」とセラピーに関する一考察 ほか)
「BOOKデータベース」 より