戦死やあわれ
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戦死やあわれ
(岩波現代文庫, 社会 ; 72)
岩波書店, 2003.1
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センシ ヤ アワレ
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著者の肖像あり
竹内浩三略年譜: p317-320
Description and Table of Contents
Description
戦死やあわれ…遠い国でひょんと死ぬるや…。詩「骨のうたう」で、戦後を生きる多くの人の心をとらえた竹内浩三。二十三歳で戦死した彼は、映画監督を志し、友らとにぎやかにマンガや詩をかき、失恋に滝つ瀬のごとく涙を流す、弱虫で淋しがりやの青年だった。子供の心のままにユーモラスに青春を綴っていた彼は、軍隊でも手紙・日記を書き続けることで辛うじて呼吸した。新発見の遺稿「詩をやめはしない」等を含むアンソロジー。
Table of Contents
- 1 ふるさとの風や、こいびとの眼や(三ッ星さん;金がきたら ほか)
- 2 戦死やあわれ、兵隊の死ぬるやあわれ(ぼくもいくさに征くのだけれど;わかれ ほか)
- 3 国のため、大君のため、死んでしまうや—筑波日記(抄)(冬から春へ;みどりの季節)
- 4 ぼくは、芸術の子です—短篇小説(雷と火事;私の景色 ほか)
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