女性学の再創造
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女性学の再創造
ドメス出版, 2002.12
- タイトル読み
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ジョセイガク ノ サイソウゾウ
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内容説明・目次
内容説明
本書の構成は、「女性労働」、「性と生殖」、および「家族」という女性の生活圏をカヴァーする論考を配列し、そのような女性の生きる空間に軸足を据えながら、社会と歴史をみる視点を探究する分野である「女性学、そして女性史」の問題を論じるかたちをとっている。
目次
- 1 女性労働—ジェンダーと階級の十字路で(日本の社会科学とジェンダー—「女工哀史言説」をめぐって;歴史のなかのジェンダー—明治社会主義者の言説に表れた女性・女性労働者)
- 2 性と生殖をめぐって(バース・コントロールの思想—性と生殖の自由をもとめて;歴史の全体像をもとめて—フェミニスト歴史家シーラ・ローバトムの先駆的仕事)
- 3 家族の位置—ベティ・フリーダンの射程(1950年代アメリカ・マッカーシズム・女性—丸山真男の同時代ファシズム観;1950年代アメリカと1990年代日本—山口地域におけるグローバリゼーションの一局面;家庭における性別分業の現在—新しい家族像をもとめて)
- 4 女性学の可能性、女性史の再創造(近代日本女性史の再創造へ—テキストの読み替え;フェミニズム理論の構築に向けて—アメリカ女性学のなかで考えた日本の課題;女性学とジェンダー)
「BOOKデータベース」 より