棟梁を育てる高校 : 球磨工高伝統建築コースの14年

書誌事項

棟梁を育てる高校 : 球磨工高伝統建築コースの14年

笠井一子著

草思社, 2003.2

タイトル読み

トウリョウ オ ソダテル コウコウ : クマ コウコウ デントウ ケンチク コース ノ 14ネン

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内容説明・目次

内容説明

いま子どもたちに人気のある職業は大工であるという。それを先取りしたともいえる大工を育て、棟梁を目指す学校が平成元(一九八九)年、熊本県立球磨工業高校に誕生した。“伝統建築コース”がそれである。1学年20名。女子も入学可。近年、伝統建築に携わる技能者が高齢化し、後継者のなり手のないことから、日本の(熊本県産の)木材を生かし、従来の木造軸組工法をマスターした大工を、徒弟制ではなく、学校教育のなかで養成する日本で初の野心的な取り組みであった。

目次

  • 1 文化財と林業の里・人吉球磨
  • 2 高校で大工を育てる初の試み
  • 3 教育の原点がここにある!
  • 4 もの作りは喜び、やればできる!
  • 5 はばたけ若い大工たち
  • 6 “伝統建築コース”のゆくえ

「BOOKデータベース」 より

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