書誌事項

還ってきた台湾人日本兵

河崎眞澄著

(文春新書, 308)

文藝春秋, 2003.3

タイトル読み

カエッテ キタ タイワンジン ニホンヘイ

大学図書館所蔵 件 / 77

注記

関連地図: p6-8

内容説明・目次

内容説明

昭和四十九年暮れ、インドネシアの密林で元日本兵中村輝夫が発見された。しかし、敗戦も知らず約三十年間も孤独に生き抜いた中村は、台湾の高砂族出身であったがゆえに、日本国からは日本人とは認められなかった。戦前、日本人として教育され、日本兵として出征したにも拘らず—。日本語でものを考え、自らを日本人だと信じていた中村は、その後どうしたか。今、高砂族の人々は日本にどんな想いを抱いているか。丹念な取材で綴る忘れ去られた現代史。

目次

  • 第1章 聖地モロタイ島
  • 第2章 元空軍中尉スパルディ
  • 第3章 待っていた悲劇
  • 第4章 血書したため志願兵に
  • 第5章 インドネシアの激戦地で
  • 第6章 逃亡兵の汚名
  • 第7章 霧社事件とその後の人々
  • 第8章 日章旗はためく慰霊碑

「BOOKデータベース」 より

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