中国妖怪伝 : 怪しきものたちの系譜

書誌事項

中国妖怪伝 : 怪しきものたちの系譜

二階堂善弘著

(平凡社新書, 176)

平凡社, 2003.3

タイトル読み

チュウゴク ヨウカイデン : アヤシキ モノ タチ ノ ケイフ

注記

参考文献: p200-202

内容説明・目次

内容説明

古来、さまざまな妖怪が活躍し、さながら妖怪天国ともいえる中国。古代の『山海経』が創り出した異形の怪物群から、おなじみ『白蛇伝』の蛇の精、人間と変わらぬくらしを営む幽霊と狐、牛魔王や千年狐狸をはじめとする『西遊記』『封神演義』の主役たちや僵屍(キョンシー)にいたるまで、中華世界には妖怪が満ちあふれている。中国の精神文化と文学に大きな地位を占めてきた妖怪の領域を見渡し、「かれら」の実像を探る。

目次

  • 第1章 中華妖怪マンダラ(神と妖怪の境界のあいまいさ;「妖怪」というコトバ ほか)
  • 第2章 『西遊記』『封神演義』の妖怪群像(難しい身元調査;カッパではない沙悟浄 ほか)
  • 第3章 妖怪物語あれこれ(もっとも有名(?)な妖怪;『平妖伝』における狐談義 ほか)
  • 第4章 あの世と術者の話(あの世に関する話;輪廻転生話 ほか)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示
詳細情報
ページトップへ