ユグノーの経済史的研究
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書誌事項
ユグノーの経済史的研究
(Minerva人文・社会科学叢書, 74)
ミネルヴァ書房, 2003.3
- タイトル読み
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ユグノー ノ ケイザイシテキ ケンキュウ
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注記
博士(経済学)論文「ユグノーの経済学史的研究」 (大阪府立大学 2001年12月) に加筆・修正を加えたもの
ユグノー関連年表: pv
参考文献: p247-253
内容説明・目次
内容説明
フランス・プロテスタントであるユグノーは、16、7世紀のフランス経済において極めて重要な位置を占めていた。事実、弾圧の結果として彼らが亡命した後、フランス経済は大打撃を受け、イギリス、オランダなどの諸国に資本主義発展の中枢的担い手を譲ることになる。本書は、ユグノーの経済史的意義を正面から取り上げ、彼らがフランスの資本主義発展に果たした役割を正しく評価し、ユグノーの主体となった階層が多岐にわたること、また彼らこそプロテスタンティズムの倫理の担い手として西欧の資本主義の生成と発展に大きく寄与したことを検証する。
目次
- ユグノーの経済史的研究の意義
- 第1部 ユグノーと近代資本主義に関する諸見解(マックス・ヴェーバーのユグノー論;ヴェルナー・ゾンバルトのユグノー論)
- 第2部 ユグノーとナント勅令廃止(フランスの資本主義的発展におけるユグノーの役割;ナント勅令廃止の経済的影響に関する諸見解;ナント勅令廃止の経済的影響)
- 第3部 亡命先におけるユグノーの経済的役割(イギリスにおけるユグノーの役割;オランダにおけるユグノーの役割;ドイツにおけるユグノーの役割;スイスにおけるユグノーの役割)
「BOOKデータベース」 より