CIAは何をしていた?
著者
書誌事項
CIAは何をしていた?
新潮社, 2003.2
- タイトル別名
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See no evil : the true story of a ground soldier in the CIA's war on terrorism
- タイトル読み
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CIA ワ ナニ オ シテイタ
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内容説明・目次
内容説明
アメリカはすべてを座視し、隠蔽し、歪曲した—。1976年、大した動機もなくCIAに入局した著者はケースオフィサー(工作管理官)としてのスキルを身に着け、動乱の世界各地で目ざましい実績を挙げてゆくが、’97年、失意のなかで退局する。赴任地は’80年代のレバノン、ソ連邦崩壊後のタジキスタン、そしてイラク—。エージェントのリクルートや工作の立案・実行に奔走する著者が痛感させられたのは、情報収集能力の低下と事なかれ主義の蔓延だった。そうした逆境のなかで、著者はイラク反体制派と頻繁に接触し、ベイルートの米大使館爆破に始まる一連のテロの黒幕に肉薄し、さらにはクリントン政権内のスキャンダルを告発せんとし…散ったのである。メダルまで授与されたエース局員の21年。彼の失望と憂慮は、9・11という悲劇によって具現化されたのだった。CIA当局の検閲によるスミ塗りもそのままに、工作と謀略の現実を生々しく描き出した全米騒然のベストセラー。
目次
- 第1部 工作員の誕生
- 第2部 大難の中へ
- 第3部 すべては自己の責任で
- 第4部 政治的教育
「BOOKデータベース」 より