八幡製鉄所・職工たちの社会誌
著者
書誌事項
八幡製鉄所・職工たちの社会誌
草風館, 2003.3
- タイトル別名
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八幡製鉄所職工たちの社会誌
- タイトル読み
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ヤハタ セイテツジョ・ショッコウ タチ ノ シャカイシ
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注記
参考文献: p207-211
内容説明・目次
内容説明
「鉄」は国家なり。これは激動の時代を生き抜いた製鉄所の「職工」たちの、もうひとつの物語である。舞台は、「八幡製鉄所」という日本近代の黎明期を支えた企業である。本書は、伝統と近代のはざまで生きた「職工」たちの伝承を土台に、近代人の精神のなりたちを追究した、画期的産業社会論である。
目次
- 第1章 近代産業社会に生きたものづくりたち(職工と呼ばれた人々;職工たちのつぶやき)
- 第2章 八幡製鉄所とともに生きた人々(青年は鉄都をめざす;繁栄の八幡、その光と影)
- 第3章 時代を超えた「職工」像(一)—一九〇一〜一九四五(つくられる職工像(一)—戦前期「高炉の神様」;つくられる職工像(二)—戦中期「産業戦士」)
- 第4章 時代を超えた「職工」像(二)—戦後〜高度経済成長期(高度経済成長と田中熊吉;「高炉の名医」田中熊吉 ほか)
- 第5章 時代を超えた祟り伝承—職工地帯をさまようお小夜狭吾七(伝承のあらましとその舞台;物語る職工たち(一)—お小夜狭吾七の祟り ほか)
「BOOKデータベース」 より