土のコロイド現象 : 土・水環境の物理化学と工学的基礎

書誌事項

土のコロイド現象 : 土・水環境の物理化学と工学的基礎

足立泰久, 岩田進午編著

学会出版センター, 2003.2

タイトル別名

土のコロイド現象 : 土・水環境の物理化学と工学的基礎

タイトル読み

ツチ ノ コロイド ゲンショウ : ツチ・ミズ カンキョウ ノ ブツリ カガク ト コウガクテキ キソ

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注記

文献: p430-444

内容説明・目次

内容説明

土とコロイドは非常に深い関係にある。肥料や農薬などの多投による土の劣化、PCBやダイオキシン、重金属、放射性元素などの有害汚染物質の環境中での挙動、土壌浸食、代かきや土木工事に伴って発生する濁水、さらにその下流域で待ちうけるアオコや赤潮の発生など水域の富栄養化問題、コロイド現象と関係のないものはない。本書が水圏、土壌圏の様々な環境問題に関わるコロイド現象の工学的基礎になることを期待して、コロイド科学という観点から土を見直し、土壌を理解するベースとしてコロイドの安定性やレオロジーを位置づけることを試みた。

目次

  • 序章 今、なぜ、土のコロイド科学なのか
  • 1章 土の中にある多様なコロイド
  • 2章 農業環境と土壌コロイド
  • 3章 コロイド現象の物理的基礎
  • 4章 コロイド現象の測定法とその適用
  • 5章 コロイド凝集の動力学
  • 6章 粘土のレオロジー
  • 7章 コロイド現象と水文移動現象
  • 8章 環境工学的課題における土のコロイド
  • 9章 吸着現象の基礎理論
  • 10章 土壌の吸着現象と化学物質の挙動

「BOOKデータベース」 より

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