獄中手記 : ゾルゲ事件
著者
書誌事項
獄中手記 : ゾルゲ事件
(岩波現代文庫, 社会 ; 77)
岩波書店, 2003.5
- タイトル別名
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ゾルゲ事件獄中手記
- タイトル読み
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ゴクチュウ シュキ : ゾルゲ ジケン
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内容説明・目次
内容説明
開戦前夜、もっとも正確な情報をもとに、日本と世界の動向を見据えていた男が獄中にあった。ゾルゲは単なるスパイではない。自己の洞察に命をかけた学究の徒であり、冷徹な日本観察者であった。戦争へひた走る日本が生体解剖のように記述された本書は、革命と平和を求めて激動の世界を生きた人物の沈痛な遺書でもある。
目次
- リヒアルト・ゾルゲの手記1(独逸大使館関係;コミンテルン関係;支那関係;諜報活動に対する所見;諜報員の連絡方法およびゾルゲの知人 ほか)
- リヒアルト・ゾルゲの手記2(日本および中国における私の諜報グループの概要;コミンテルンとソヴィエト共産党;私の活動分野としての極東—極東へゆくことになった経緯;私の諜報グループと一九三〇年一月から一九三二年十二月までの間における中国での活動;日本における私のグループの諜報活動 ほか)
「BOOKデータベース」 より