「心理学化する社会」の臨床社会学

書誌事項

「心理学化する社会」の臨床社会学

樫村愛子著

(愛知大學文學會叢書, 8)

世織書房, 2003.3

タイトル別名

Clinical sociology of the psychologized society

心理学化する社会の臨床社会学

タイトル読み

シンリガクカ スル シャカイ ノ リンショウ シャカイガク

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注記

参考文献: 章末

収録内容

  • 言語の成立に関わる「否定」の作用と他者について
  • 若者たちのポストモダン的共同性
  • テレビと若者たちのコミュニケーション
  • グローバリゼーションとアイデンティティ・クライシス
  • 現代日本の若手監督の映画表現
  • 近代社会/社会学の解体と精神分析
  • シンディー・シャーマンの症候的擬態
  • 『エヴァンゲリオン』分析
  • 精神保健における臨床社会学をめざして
  • 自己啓発セミナーの困難
  • 自己啓発セミナーと『エヴァンゲリオン』
  • 「社会の心理学化」と臨床社会学
  • 自己決定性の増大がもたらす宗教的外傷について
  • ラカン派社会学から見た「オウム真理教」
  • グローバリゼーションとニューエイジ
  • 『源氏物語』における女性性について
  • 新宗教の女性教祖と日本近代国家

内容説明・目次

内容説明

社会の脱制度化や再帰化が進行し、伝統や価値、規範に代わって“心理学的言説”や“技術”がわれわれを支配し始めている。—一社会のすべての成員が周辺化し、排除されていく現代社会の危機を読み解く。

目次

  • カルチュラル・スタディーズ/臨床社会学(言語の成立に関わる「否定」の作用と他者について;若者たちのポストモダン的共同性;テレビと若者たちのコミュニケーション ほか)
  • 宗教の心理学化(自己啓発セミナーの困難;自己啓発セミナーと『エヴァンゲリオン』;「社会の心理学化」と臨床社会学 ほか)
  • ジェンダーと精神分析(『源氏物語』における女性性について;新宗教の女性教祖と日本近代国家)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA62159962
  • ISBN
    • 4902163004
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    横浜
  • ページ数/冊数
    xvi, 386p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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