唐物語
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注記
「唐物語全釈」(笠間書院 1998年刊)を底本とした
内容説明・目次
内容説明
中国の古典に広く材をとった『唐物語』は、上流婦人のための中国故事の教養書として、十二世紀中末期に成立したと推測される翻訳物語集である。『白氏文集』『史記』『蒙求』『漢書』等から、玄宗皇帝と楊貴妃、反魂香、王照君、西王母等の故事を翻訳、翻案したもので、短篇物語二十七話から成る。優麗なる文章に、名歌や創作和歌を配して綴る異国の物語集。
目次
- 王子猷、戴安陶を尋ぬる語
- 白楽天、商人の妻の琵琶を聞く語
- 賈氏の妻、夫の弓の技に心を解く語
- 孟光、夫の梁鴻によく仕ふる語
- 卓文君、相如に嫁ぎ、相如出世の語
- 石季倫の寵姫緑珠、高楼より身を投ぐる語
- 宋玉を恋ふる東隣の女、片思ひに泣く語
- 眄眄、死別せし夫・長尚書を恋ひ続くる語
- 張文成、則天皇后を恋慕して『遊仙窟』を書く語
- 徳言、割り持ちたる鏡によりて妻の陳氏と再会する語〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より