転換期のアメリカ労使関係 : 自動車産業における作業組織改革

書誌事項

転換期のアメリカ労使関係 : 自動車産業における作業組織改革

篠原健一著

(MINERVA現代経営学叢書 = Modern business economics, 17)

ミネルヴァ書房, 2003.7

タイトル読み

テンカンキ ノ アメリカ ロウシ カンケイ : ジドウシャ サンギョウ ニオケル サギョウ ソシキ カイカク

大学図書館所蔵 件 / 148

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p193-209

内容説明・目次

内容説明

これまで、多くの作業組織改革研究がなされているが、アメリカの伝統的作業組織を規制している労働協約がもつ具体的意味、協約合意に至るまでの論点、現場の背景に迫る実証研究は少ない。本書では、労働協約、とりわけ先任権の役割を分析対象の中心に、現地における詳細な調査を通じて、アメリカ自動車産業におけるこれまでにない正確な作業組織の実情、全体像を明らかにする。

目次

  • 序章 作業組織改革と労使関係論的視点—本書の目的と方法
  • 第1章 1980年代の作業組織改革をめぐる研究潮流
  • 第2章 新報酬制度導入に対する認識と実状—日米比較の観点から
  • 第3章 ゼネラルモータース社の事例
  • 第4章 チーム作業方式の3工場比較
  • 第5章 先任権の史的展開と移動・昇進ルールの確立—仲裁裁定の歴史的原資料に基づく調査分析から
  • 第6章 先任権制度と職長の役割・権限
  • 第7章 作業組織改革と労働者の反応
  • 第8章 補論:コンピテンシーとブロードバンド化
  • 結章 作業組織改革とルール分析—総括と残された課題

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ