書誌事項

中国見聞一五〇年

藤井省三著

(生活人新書, 075)

日本放送出版協会, 2003.7

タイトル別名

中国見聞150年

タイトル読み

チュウゴク ケンブン ヒャクゴジュウネン

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注記

『NHKラジオ中国語講座』テキストの連載 (2001年4月号-2003年3月号 全12回) に加筆・改稿のうえ再構成したもの

参考文献: p220-222

内容説明・目次

内容説明

高杉晋作から大江健三郎まで、中国に深い関心を抱いて現地を訪れた日本人は少なくない。幕末からの一五〇年間、日本人は中国とどうつき合ってきたか—。今、ビジネスパートナーとして注目を集める中国の近代史を、現地に足跡を残した日本人約二〇人の見聞を通して読み解く、まったく新しい中国理解のための入門書。

目次

  • 高杉晋作—「租界都市」上海の繁栄と外夷の影
  • 血脇守之助—天津、有力者の胸襟を開かせた歯科治療
  • 後藤新平—「生物学の原理」にもとづいた植民地台湾経営
  • 夏目漱石—列強に追随する日本への疑心
  • 清水安三—北京、魯迅との交友
  • 吉田茂—張作霖との会談、満州特殊権益を拡大せん
  • 川喜多長政—上海映画界を守り抜いた電影人の矜持
  • 李香蘭—敵対する二つの祖国、わたしはいったい誰なのか
  • 中薗英助—占領下の北京、友よ、交戦国のわが友よ!
  • 森繁久弥—「満州国の夜の支配者」甘粕正彦の思い出〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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