近代文学の女たち : 『にごりえ』から『武蔵野夫人』まで
著者
書誌事項
近代文学の女たち : 『にごりえ』から『武蔵野夫人』まで
(岩波現代文庫, 文芸 ; 75)
岩波書店, 2003.7
- タイトル別名
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女たちのロマネスク : 「にごりえ」から「武蔵野夫人」まで
近代文学の女たち : にごりえから武蔵野夫人まで
- タイトル読み
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キンダイ ブンガク ノ オンナ タチ : 『ニゴリエ』 カラ『ムサシノ フジン』マデ
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注記
『女たちのロマネスク : 「にごりえ」から「武蔵野夫人」まで』 (光村図書出版, 1984年刊) の改題
底本: 岩波書店版 (1995年刊) を使用
内容説明・目次
内容説明
『にごりえ』のお力、『金色夜叉』のお宮、『雁』のお玉、『或る女』の葉子、『痴人の愛』のナオミ、『武蔵野夫人』の道子—日本近代文学を彩る六人のヒロイン。明治から戦後へと移り変わる時代風俗とともに女性の意識と心理を鮮やかによみがえらせ、著者独自の身体論、文化記号論を自在に援用して、作家の意図と小説の仕掛けをときあかす。物語を読む醍醐味を満喫させる名講義。
目次
- 第1話 樋口一葉『にごりえ』
- 第2話 尾崎紅葉『金色夜叉』
- 第3話 森鴎外『雁』
- 第4話 有島武郎『或る女』
- 第5話 谷崎潤一郎『痴人の愛』
- 第6話 大岡昇平『武蔵野夫人』
「BOOKデータベース」 より