アナロジーの罠 : フランス現代思想批判
著者
書誌事項
アナロジーの罠 : フランス現代思想批判
新書館, 2003.7
- タイトル別名
-
Prodiges et vertiges de l'analogie : de l'abus des belles-lettres dans la pensée
- タイトル読み
-
アナロジー ノ ワナ : フランス ゲンダイ シソウ ヒハン
大学図書館所蔵 件 / 全129件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
底本: Raisons d'agir, 1999
ブーヴレスの邦訳文献・雑誌記事: p212-215
内容説明・目次
内容説明
デリダは、ソーカルとブリクモンが真面目であったかどうかを問うかわりに自分の弟子たちが真面目であったかどうかを問うべきだったのではないか?ソーカルとブリクモンの『「知」の欺瞞』事件を論じ、哲学の本当の敵を名指す。
目次
- 1 人文系知識人に「科学的である」と見せる技術について
- 2 人文系知識人に科学的教養が欠けていることが、この惨禍の真の原因か
- 3 いかにして濫用の張本人が犠牲者へ、そして告発者へと変貌するか
- 4 無知であることの利点、ならびに一種の高度な理解と見なされる混同
- 5 ゲーデルの災難、あるいは不完全性定理を我田引水する哲学者の技術
- 6 「貴様も同じだ!」という論法
- 7 哲学の本当の敵は誰か
- 8 ソーカル事件とその後—教訓は理解されるのか
- 9 批判の自由なき思想の自由?
「BOOKデータベース」 より