ベトナムから来たもう一人のラストエンペラー
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ベトナムから来たもう一人のラストエンペラー
角川書店, 2003.7
- タイトル読み
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ベトナム カラ キタ モウ ヒトリ ノ ラスト エンペラー
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注記
主要参考・引用文献: p308-309
内容説明・目次
内容説明
王位を継ぐ代わりに、祖国解放の独立運動に身を捧げたクォンデ。革命家ファンボイ・チャウとの運命的な出逢いによって、一九〇六年日本を訪れる。犬養毅や玄洋社の頭山満、新宿中村屋相馬愛蔵・黒光夫妻ら、留学生を支えた日本人との交遊、そして満州国建国に奔走したアジア主義者大川周明、松井石根の暗躍—。「僕らの王子は日本に殺されたようなものなのに、どうして日本人は誰もそのことを知らないのですか」ひとりのベトナム人留学生の呟きに導かれ、日本に憧れて翻弄されつづけた王族の数奇な生涯が鮮烈に甦る。
目次
- 第1章 クォン・デへの旅立ち
- 第2章 革命家ファン・ボイ・チャウ
- 第3章 黒幕組織、玄洋社
- 第4章 革命の王子、待望の訪日
- 第5章 日本からの脱出
- 第6章 漂泊の日々
- 第7章 憧れ続けたベトナム
「BOOKデータベース」 より