内閣政治と「大蔵省支配」 : 政治主導の条件

書誌事項

内閣政治と「大蔵省支配」 : 政治主導の条件

牧原出著

(中公叢書)

中央公論新社, 2003.7

タイトル別名

内閣政治と大蔵省支配

タイトル読み

ナイカク セイジ ト オオクラショウ シハイ : セイジ シュドウ ノ ジョウケン

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注記

巻末資料1 [年表]: p272-302

内容説明・目次

内容説明

「政治主導」の可能性について論じられるようになって久しい。多くの論者が、政党の力を高めることを提唱してきたが、本書は、政党・内閣を支える「よき官僚」の条件を探ることで、「政治主導」の条件をその背後から解き明かす。素材は今でいえば財務省、当時は大蔵省。時代は、昭和27年から37年の10年。高度経済成長前夜にさかのぼり、戦後日本の政官関係の原点を、人物の横顔とともに描いていく。

目次

  • はじめに 「政治主導」の構図
  • 第1章 「調査の政治」と「審議会政治」
  • 第2章 政令諮問委員会の「戦前型」審議会政治
  • 第3章 大蔵省大臣官房調査課の「一兆円予算」編成
  • 第4章 政権交替と大蔵省主計局改革
  • 第5章 自民党政調会の「政策先議」と政府審議会の再編
  • 第6章 国民所得倍増計画の内閣政治
  • おわりに 党政調会—「原局型官僚」対内閣—「官房型官僚」

「BOOKデータベース」 より

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