イサム・ノグチ : 宿命の越境者

書誌事項

イサム・ノグチ : 宿命の越境者

ドウス昌代著

(講談社文庫, [と-17-4], [と-17-5])

講談社, 2003.7

タイトル読み

イサム ノグチ : シュクメイ ノ エッキョウシャ

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注記

参考文献: 下p431-435

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784062736909

内容説明

母の国、アメリカ、父の国、日本。二つの国のはざまでアイデンティティを引き裂かれ、歴史の激流に翻弄されながら、少年の苛酷な旅がはじまる。父との葛藤、華麗な恋愛遍歴、戦争…。「ミケランジェロの再来」と謳われた巨匠の波瀾に富んだ生涯を描ききった傑作。第22回講談社ノンフィクション賞受賞作。

目次

  • 第1章 母の子(ヨネ・ノグチ;レオニー・ギルモア;異邦人の恋;宿命の子;父の国へ;まぼろしの故郷)
  • 第2章 オール・アメリカン・ボーイ(インタラーケン校;父代わり;イサム・ノグチを名乗る;パリの青春;東洋への巡礼;母の死)
  • 第3章 かたつむりの歌(メキシコの蝶=フリーダ;父の国と母の国の決裂;ポストン強制収容所;アクドゥガル・アレー;瞳にきらめく明星=ナヤンタラ;インドへの道)
巻冊次

下 ISBN 9784062736916

内容説明

自然とエロス、東洋と西洋の美の融合。巨匠はひたすらに美を追い求め、狂おしく愛に生きる。名声はいや増し、孤独の影は濃い。己れの宿明に果敢に向きあい、二十世紀を生き抜いた大芸術家が最後まで追い求め、問い続けたものはいったい何か…。渾身の取材で魂の叫びに耳を傾け、精神の深淵に迫る評伝。第22回講談社ノンフィクション賞受賞作。

目次

  • 第4章 日本との蜜月(灰燼の国;ヨシコさん;結婚;魯山人の「夢境」;夢幻の破局;東は東、西は西)
  • 第5章 庭という小宇宙(ユネスコ庭園;大いなる始まり;二人の小さな巨人;石工との出会い;豊饒の季節;エロスのぬくもり)
  • 第6章 さようなら、夢追い人(イサム・ノグチ庭園美術館;ヴェネツィア・ビエンナーレ;最後の仕事)

「BOOKデータベース」 より

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