運命の足音
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書誌事項
運命の足音
(幻冬舎文庫, い-5-6)
幻冬舎, 2003.8
- タイトル読み
-
ウンメイ ノ アシオト
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内容説明・目次
内容説明
人はおのれの運命を感知することができるのだろうか?はたして天寿というものを知ることは可能なのか?生まれた場所と時代、あたえられた「運命」によって人が背負ってきたものは何か。「これを言ってしまわなければ死ねない、とずっと感じていた—」。戦後五十七年、胸に封印して語りえなかった悲痛な記憶の物語。驚愕の真実から、やがて静かな感動と勇気が心を満たす。『大河の一滴』『人生の目的』に続く著者渾身の告白的人間論、衝撃のロングセラー、待望の文庫化。
目次
- 五十七年目の夏に(一枚の写真;許せない歌 ほか)
- 運命の足音がきこえる(深夜に近づいてくる音;幸田露伴の運命論 ほか)
- 新しい明日はどこにあるのか(見える世界と見えない世界;一瞬の「恥」や「畏れ」を抱かせる ほか)
- 命あるものへの共感から(いま根底から問われている人間中心主義;戦争の時代をのりこえて ほか)
- 運命の共同体としての家族(「働く女」としての母親像;「物語る」ことへの欲求の芽ばえ ほか)
「BOOKデータベース」 より