俳諧のこころ : 支考「虚実」論を読む
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俳諧のこころ : 支考「虚実」論を読む
ぺりかん社, 2003.8
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ハイカイ ノ ココロ : シコウ キョジツロン オ ヨム
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Description and Table of Contents
Description
蕉門きっての論客、各務支考。俳諧の理念を初めて体系的に構築し、また自らを始祖とする美濃派俳諧は、今もって守り伝えられている。奇怪・難解とされた支考俳論を平明に読み解き、その基本概念—「虚実」「人和」「時宜」—から言葉の根源を探る。
Table of Contents
- 序章 「俳諧」とは何か—俳諧史における支考(俳諧の可能性—支考が見つめたもの;俳諧の意味と歴史—「詞の俳諧」から「心の俳諧」へ;芭蕉との出会い)
- 第1章 俳諧のこころ—支考俳論における「虚実」・「人和」・「時宜」(虚実の基本的な構造;虚の顕現と時宜の問題;人和—俳諧と人の道)
- 第2章 こころの結実—美濃派作品評釈(平生の俳諧—四季発句評釈;「さびしき」中の「おかしき」—旅中吟評釈;死と再生—追善発句評釈)
- 結語に代えて—俳諧・言の葉への眼差し
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