アメリカのバブル1995-2000 : ユーフォリアと宴の後

書誌事項

アメリカのバブル1995-2000 : ユーフォリアと宴の後

川上忠雄著

法政大学出版局, 2003.8

タイトル読み

アメリカ ノ バブル 1995 2000 : ユーフォリア ト ウタゲ ノ アト

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注記

参考文献:p171-176

内容説明・目次

内容説明

1990年代のアメリカは、未曽有の株式ブームに沸き立った。まるで実体を欠いた買い投機の加速化は、株価上昇を引き起こし、史上まれにみる大バブルへと転化していった。ここには戦後の高度成長終焉後の、あるいはブレトンウッズ体制崩壊後の世界経済に特有の問題が集中的に現れている。このような状況を生み出した諸要因はいったい何であろうか。本書は、アメリカの国内要因と世界経済の変動とを結びつけながら、ユーフォリア(舞い上がったような幸福感)からの転落のあとに続く、現在進行中の世界同時不況の長い過程を、歴史的・構造的に分析する。

目次

  • 1 史上最長のアメリカ好況1991‐2000
  • 2 好況を引っぱった株式ブーム
  • 3 バブルか否か?
  • 4 「ニューエコノミー」論の虚実
  • 5 世界の余剰資金の吸引
  • 6 バブル資本主義の構図
  • 7 宴の後に来るもの

「BOOKデータベース」 より

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