上田秋成文芸の研究
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書誌事項
上田秋成文芸の研究
(研究叢書, 303)
和泉書院, 2003.8
- タイトル読み
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ウエダ アキナリ ブンゲイ ノ ケンキュウ
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注記
博士論文 (東北大学 2002年)
引用文献一覧: p673-682
内容説明・目次
内容説明
本書は、文芸は“人間いかに生きるべきか”を探究するものであるという基本認識にたって、その文芸作品の価値は、人間をいかに追究しているかを基準にして決めなければならないという観点から、『雨月物語』(一七七六年刊行)『春雨物語』(一八〇八年成立)などを書き、近世中期に活躍した上田秋成(享保一九‐文化六)の文芸について、具体的な作品をとおして、その意義、展開、発展などを考察し、秋成の文芸にはどのような価値があるかを探究したものである。
目次
- 前篇 上田秋成文芸の意義(『諸道聴耳世間猿』『世間妾形気』の意義;『雨月物語』の意義;『書初機嫌海』『くせものがたり』の意義;『藤簍冊子』『胆大小心録』の意義;『春雨物語』の意義)
- 後篇 上田秋成文芸の展開と発展(上田秋成小説の展開;上田秋成小説の発展;上田秋成の描いた人間)
「BOOKデータベース」 より