知識と時間 : 古代ギリシアの文化相対主義
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知識と時間 : 古代ギリシアの文化相対主義
勁草書房, 2003.8
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チシキ ト ジカン : コダイ ギリシア ノ ブンカ ソウタイ シュギ
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内容説明・目次
内容説明
勃興しつつあるペルシア帝国と爛熟したエジプト文明に囲まれるギリシア。拮抗する文明の狭間で、人間は時間について語り始めていた。時の経過は異文化対立を貫く。太陽と月の回帰現象から「時計」を着想した哲学者、アナクシマンドロスへの深い眼差しで描く、哲学史の新境地。
目次
- 第1章 知識の脱神話化と説明原理(神話的な世界観の克服;系譜的な創世論の威力;逆説的な克服劇の実像)
- 第2章 宇宙の初期状態と天空構造(力動的な諸原理の均衡;相対的な諸原理の総合;普遍的な世界像の構想)
- 第3章 無限の根本原理と世界創世(周期的な高湿域の移動;歳差的な天体環の運動;運命的な世界史の終焉)
「BOOKデータベース」 より