イジュティハードの門は閉じたのか : イスラーム法の歴史と理論
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イジュティハードの門は閉じたのか : イスラーム法の歴史と理論
慶應義塾大学出版会, 2003.9
- タイトル別名
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Was the gate of ijtihad closed?
イジュティハードの門は閉じたのか : イスラーム法の歴史と理論
- タイトル読み
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イジュティハード ノ モン ワ トジタノカ : イスラーム ホウ ノ レキシ ト リロン
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内容説明・目次
内容説明
イスラーム法に時代への柔軟性と対応性を与えるイジュティハード。この人間の側から行なわれる法発見の努力の方法論として発達したウスール・アル=フィクフ学の発展史の世界的第一人者ワーイル・ハッラーク博士による重要論文の本邦初の訳書。イスラーム法から一切の人間性を剥奪する「イジュティハードの門の閉鎖」というオリエンタリズム的言説を膨大な資料の読解から実証的に覆した「イジュティハードの門は閉じたのか」をはじめ、イスラーム法がいかに時代に即した人間のための天啓法であるかを法理論、法論理を中心に透徹した批判精神によって解明した八篇からなる画期的論考集。
目次
- 第1部 イスラーム法史(イジュティハードの門は閉じたのか;シャーフィイーは、イスラーム法理学の大棟梁だったのか;スンナ派のイジュマーアの権威性について)
- 第2部 法論理学(スンナ派法学のキヤースにおける非類推的論証;スンナ派法理学における論理学、形式的論証、および論証の形式化;スンナ派法理論における論理構造の発展)
- 第3部 方法論(シャーティビーの法理論におけるクルアーンの優位について;ウスール・アル=フィクフ—伝統を超えて)
「BOOKデータベース」 より