エコテクノロジーによる河川・湖沼の水質浄化 : 持続的な水環境の保全と再生
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書誌事項
エコテクノロジーによる河川・湖沼の水質浄化 : 持続的な水環境の保全と再生
ソフトサイエンス社, 2003.10
- タイトル別名
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Water quality improvement by ecotechnology
エコテクノロジーによる河川湖沼の水質浄化 : 持続的な水環境の保全と再生
- タイトル読み
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エコテクノロジー ニヨル カセン コショウ ノ スイシツ ジョウカ : ジゾクテキ ナ ミズ カンキョウ ノ ホゼン ト サイセイ
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内容説明・目次
内容説明
1編の序論では、エコテクノロジーの基本的な考え方と注意すべき点が記述してある。2編は基礎編で、植物プランクトン、動物プランクトン、底生動物、湖岸植生帯の機能や生態学的な視点を述べるとともに、バイオマニピュレーション(生態系の人為的保全)やアレロパシー(植物が化学物質を分泌することにより、他の生物に影響を及ぼすこと)、水質生態系モデル、流域の水循環モデルなど、水質浄化のエコテクノロジーに必要な基礎が幅広く、また、最新の知見が述べられている。3編は応用編で、植生浄化、コンパクトウェットランド、土壌浄化、木炭を利用した浄化、接触酸化法、湖岸植生帯の復元技術、ため池の浄化効果、無土壌水面栽培法による水質浄化、人工浮島、ヘドロ利用の新しい展開など、エコテクノロジーの実践あるいは研究事例が紹介されている。4編は、今後の展望と視点について、保全生態学の立場からエコテクノロジーの安易なる利用への警鐘、市民参加の重要性、エコテクノロジーの発展への期待が述べられている。
目次
- 1 序論:エコテクノロジーによる水質浄化の概念(エコテクノロジーによる水質浄化の基本的な考え方;エコテクノロジーを用いた水質浄化技術の展開における基本的なアプローチ ほか)
- 2 基礎編:エコテクノロジーの基礎となる研究(はじめに—エコテクノロジーと生態学;植物プランクトンと水質—アオコ問題を中心に ほか)
- 3 応用編:エコテクノロジーによる水質浄化技術(植生浄化法の施設計画と技術;コンパクトウエットランド—都市型湿地浄化法の提案 ほか)
- 4 今後の展望と視点(保全生態学とエコテクノロジー;市民参加と水質保全・環境復元 ほか)
「BOOKデータベース」 より