日本中世の禅と律

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日本中世の禅と律

松尾剛次著

吉川弘文館, 2003.10

タイトル読み

ニホン チュウセイ ノ ゼン ト リツ

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内容説明・目次

内容説明

政治権力と密着しつつ、社会救済活動も行った禅・律僧に注目。官僧・遁世僧体制論を提起し、中世仏教史を再構築する。諸国安国寺・利生塔研究や西大寺叡尊像納入文書「授菩薩戒弟子交名」「近住男女交名」翻刻は貴重。

目次

  • 中世仏教史研究の歩み—官僧・遁世僧(白衣・黒衣)体制モデル
  • 1 律宗の世界(中世律僧とは何か—興福寺大乗院と西大寺末寺;叡尊の思想—釈迦信仰と悉有仏性説を中心に;夢記の一世界—好相日記と自誓受戒;西大寺叡尊像に納入された「授菩薩戒弟子交名」と「近住男女交名」)
  • 2 禅宗の世界(渡来僧の世紀—建長寺開山蘭渓道隆;中世都市鎌倉と建長寺絵図の世界;いわゆる尾張国富田庄絵図をめぐって—絵図制作のなぞと絵図に見る宗教世界;安国寺・利生塔再考 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA63798140
  • ISBN
    • 4642028307
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    6, 252, 28p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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