文士の生きかた
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文士の生きかた
(ちくま新書, 438)
筑摩書房, 2003.10
- タイトル読み
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ブンシ ノ イキカタ
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注記
参考資料: p220-222
内容説明・目次
内容説明
妻子を捨てて恋人と駆落ちし(嘉村礒多)、三十歳も年下の多情な女に翻弄され(徳田秋声)、逃げた女への執拗な探索行に身をけずり(近松秋江)、自分の創作のためには身近なすべてを犠牲にしてはばからない(葛西善蔵)…そして彼らは数々の名作を生み出した。大正ならびに、昭和の戦前・戦後に活躍した文士の中から、ある種の典型的な十三人をとりあげ、その人生の裏表や喜怒哀楽をそれぞれにさぐってみる。彼らのきわめて野放図な生きかたや、貧乏、病気、死などを通して、“文士とは何か”“人間とは何か”を、あらためて考えずにはいられない。評判の著者“文壇物三部作”に続く、興趣尽きぬドキュメント。
目次
- 芥川龍之介
- 葛西善蔵
- 嘉村礒多
- 直木三十五
- 徳田秋声
- 近松秋江
- 葉山嘉樹
- 宇野浩二
- 久保田万太郎
- 谷崎潤一郎
- 高見順
- 山本周五郎
- 和田芳恵
「BOOKデータベース」 より