書誌事項

ユリシーズ

ジェイムズ・ジョイス [著] ; 丸谷才一, 永川玲二, 高松雄一訳

(集英社文庫, . ヘリテージシリーズ||ヘリテージ シリーズ)

集英社, 2003

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タイトル別名

Ulysses

タイトル読み

ユリシーズ

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注記

原著 (Paris : Shakespeare and Company, 1922) の全訳. 底本はイギリス初版 (London : Bodley Head, 1936)

ジェイムズ・ジョイス年譜: 1: p642-654

『ユリシーズ』人物案内: 1: p655-683

アイルランド史略年表: 1: p684-687

主要参照書目: 4: p599-614

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784087610048

内容説明

ダブリン、1904年6月16日。私立学校の臨時教師スティーヴンは、22歳、作家を志している。浜辺を散策した後、新聞社へ。同じ頃、新聞の広告を取る外交員ブルームの一日も始まる。38歳、ユダヤ人。妻モリーの朝食を準備した後、知人の葬儀に参列し、新聞社へ。二人はまだ出会わない。スティーヴンは酒場へ繰り出し、ブルームは広告の資料を調べるため国立図書館へ向かう。時刻は午後1時。
巻冊次

2 ISBN 9784087610055

内容説明

国立図書館の一室で、スティーヴンは、文学者たちを相手に『ハムレット』論を展開する。一方、ブルームは食事をとりながら、モリーの情事を想像して苦悩する。酒場で、ユダヤ人嫌いの「市民」と口論した後、朝スティーヴンが歩いた浜辺にやってきたブルームは、若い娘ガーティの下着に欲情し、モリー、娘ミリーについて、思いをめぐらす。時刻は、午後9時になろうとしている。
巻冊次

3 ISBN 9784087610062

内容説明

午後十時、ブルームは国立産婦人科病院に立ち寄り、談話室の宴会で、出産を芸術家の創造にたとえるスティーヴンに注目する。男子出産とともに舞台は酒場から夜の町へ。途中、電車に轢かれそうになったブルームは、幻覚に襲われる。やがてスティーヴンにも幻覚が現れ、母の亡霊を見てシャンデリアを叩き割る。ブルームは、スティーヴンを介抱しながら、その姿に死んだ息子ルーディを重ねる。(第14挿話、第15挿話)。
巻冊次

4 ISBN 9784087610079

内容説明

ブルームは、馭者溜り(喫茶店)へスティーヴンを連れて行き、モリーの写真を見せて紹介する。午前二時、二人は音楽談義に興じながら、ブルームの家に向かい、ココアを飲んで、別れる。ブルームが眠りについた後、モリーは考える。Yesで始まる長い回想と独白は、やがてこれまでの人生、自分が知る限りのブルームの人生におよんで行き、ブルームを許しつつも多義的で混沌としたYesで閉じられる。(第16挿話〜第18挿話)。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA63987380
  • ISBN
    • 9784087610048
    • 9784087610055
    • 9784087610062
    • 9784087610079
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    4冊
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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