北アルプスこの百年
著者
書誌事項
北アルプスこの百年
(文春新書, 347)
文藝春秋, 2003.10
- タイトル別名
-
北アルプス : この百年
- タイトル読み
-
キタアルプス コノ ヒャクネン
大学図書館所蔵 件 / 全61件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
地図を作った陸地測量部員たちは地図もなしに、なぜ峻険なアルプスの頂に立てたのか?「日本アルプス」の名を世界に広めた英国人宣教師ウェストンが、山麓でまず頼ったのは誰か?これまで“外来”の登山者の側からしかスポットを当てられなかった近代の登山史を、幕藩体制の時代から山々を否応なく生業の場とし、近年では遭難時に救助態勢を組まざるを得ない“地元”の苦闘の視点から捉え直した画期的な北ア史。営業小屋開設百年を期して贈る。
目次
- 1 夜明け前の踏み跡(つくられた「山岳神話」;北アルプス縦横の杣道、猟師道;“出世”が遅れた常念岳 ほか)
- 2 山小屋のルーツ(松沢貞逸と百瀬慎太郎;「天蚕」が生んだ山小屋;青年たちの夢の系譜 ほか)
- 3 発展の陰に(学校登山の盛衰;知られざる山案内人の素顔;県境小屋の特異な悩み ほか)
「BOOKデータベース」 より