ディキンスン断章
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ディキンスン断章
英宝社, 2003.10
- タイトル読み
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ディキンスン ダンショウ
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注記
主要参考文献: p.183-187
内容説明・目次
内容説明
「ロマン主義もリアリズムも、高踏も通俗も、バロックもロココも、センチメンタルな少女趣味も醒めた大人の省察も混在しつつ、相対の中にあることの宿命を知りながら絶対(超越)を遠望して止まなかった一個の自意識(本書「あとがき」より)」が紡ぎ出す「知的叙情」…書簡を精査し、ホイットマンとの対比を交えつつ、ディキンスンの人と作品の核心に迫る。
目次
- 第1章 略伝“My life has been too simple and stern to embarrass any.”
- 第2章 ディキンスンの詩について
- 第3章 「涼しい頭」と「熱い心」—初期書簡を読む
- 第4章 ディキンスンと近代
- 第5章 ある詩人の書簡
- 第6章 “Lilies of the field”—新発見のディキンスン原稿をめぐって
- 第7章 Private Poetの遺産—原稿をめぐる諸問題
- 第8章 “Called Back”—管見・晩年のディキンスン
- 第9章 ホイットマンとディキンスン
- 第10章 “We meet no Stranger but Ourself”—現象としての「私」と理念としての「私」
「BOOKデータベース」 より