病いの世相史 : 江戸の医療事情
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病いの世相史 : 江戸の医療事情
(ちくま新書, 442)
筑摩書房, 2003.11
- タイトル読み
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ヤマイ ノ セソウシ : エド ノ イリョウ ジジョウ
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内容説明・目次
内容説明
江戸時代の民衆ははたしてどのような医療を受けていたのか。資料を丹念に見直すことで、いままでの歴史学では見えてこなかった、意外に長生きだった老人たち、村で働く多くの医者たちの姿が浮かび上がってくる。百姓たちは、消費生活を楽しみ、健康にも関心を持って、薬草や温泉を生活に取り込み、護摩壇に焚く香料・まじないの力までをフルに活用する。その一方で、科学的・合理的な考え方をする新時代の医者たちがあらわれる。江戸の医療を具体的にいきいきと描き出す「新しい民衆史」。
目次
- 第1章 江戸時代の福祉
- 第2章 山野草で薬をつくる
- 第3章 温泉・鍼・灸
- 第4章 修験者の役割
- 第5章 病を考える新しい目
- 第6章 幕末・村の医療
- 終章 明治の世相
「BOOKデータベース」 より