『渓嵐拾葉集』の世界
著者
書誌事項
『渓嵐拾葉集』の世界
名古屋大学出版会, 2003.11
- タイトル別名
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渓嵐拾葉集の世界
- タイトル読み
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ケイラン シュウヨウシュウ ノ セカイ
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注記
博士論文 (神戸女子大学 2002年提出) に加筆したもの
光宗略年譜: p271-273
光宗著作一覧: p274-275
運海略年譜: p276-277
内容説明・目次
内容説明
中世の「百科全書」その豊饒な宇宙。『渓嵐拾葉集』は、仏教教理のみならず多くの説話や巷説、和歌を含み、中世の思想・文学・歴史一大資料となっている。その作者・諸本・成立背景等を明らかにするとともに、説話の場に光をあて、同書を結節点とする中世文化のネットワークに迫る。
目次
- 第1部 『渓嵐拾葉集』の基礎的研究(光宗と『渓嵐拾葉集』;『渓嵐拾葉集』の諸本;『渓嵐拾葉集』関東所伝本の性格;『渓嵐拾葉集』と『秘密要集』)
- 第2部 『渓嵐拾葉集』の説話世界(天台口伝法門と説話—『渓嵐拾葉集』の「物語云」をめぐって;『渓嵐拾葉集』にみる情報収集の諸相;『渓嵐拾葉集』における王権と神祇—神璽の箱をめぐる一説話から;『渓嵐拾葉集』における「怪異」の諸相—「怪異」を記述すること ほか)
「BOOKデータベース」 より